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2007年11月30日金曜日

You Tube 遠藤賢司「歓喜の歌」


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遠藤賢司
 ベートーヴェンの和製アシッド・フォーク・カヴァー「歓喜の歌」 
1972年 TV用の映像? 「満足できるかな」「カレーライス」「夜汽車のブルース」ほか代表曲がアップされてました 見られない場合はこちら 

見よひとすじの光さえ
裏切られてかなしみにくれた眼を
見よ信じまいと笑うぼくらのうえに
怒りの刃が打ちおろされんとす

すべての生物はぼくらをかみ砕かんと
復習の眼を光らせ心中をせまる
天地はぼくらを同化せんものと
大気はぼくらを呑みこまんとす

優しきものほど怒りは大きいもの
その怒りがひとつの優しさをも
消し去ったときにはもう終わり。

さあ今こそ歌おう歓喜の歌を




















「歓喜の歌」は名盤「嘆きのウクレレ」の締め曲 裏ジャケのオーケストラに立ち向かうスカジャンも勇ましい エンケンが凄いのは聴き手を不安と狂乱の子供に戻してしまうところ
目も耳も鼻も口もみんな閉じて君の中で眠っていたかったのに
「スクリュー」
もっといっぱいのミルクティーを飲ませてあげればよかったわ 
だってあなたがこんなに早く こんなに遠くに行くとは思わなかったから
ミルクティー

こらえ切れずに あふれた愛と
どうにもならない哀しみが悲鳴を上げる街
吠えろ 唸れ 東京 (ワッショイ)

ツツツツ突走れ 息絶えるまで
欲望の河よ 渦巻け 逆巻け燃え上がれ
走れ止まるな東京 (ワッショイ)

いい時は最高 悪い時は最底
いつでもどっちかさ だから嘘はつかないいい奴さ
今日は気分はどうだい 東京 (ワッショイ)
東京ワッショイ
Smashing Magの素晴らしいインタヴュー、前にもコメント欄で引用したけど、もう一度します
「単に歌いたかった、それだと思うよ。それ以上はいらないと思う。人の前で歌いたいっていうのは、さみしいからだよね」

「日本ってそうい うの(人前で歌うこと)を出たがりとか、曲解する人いるじゃない。全然違うよね。本当にまっすぐと責任を持って立ってるんだったら、そういう言葉は絶対で てこないと思う。だってみんな出たがりだもん。だいたい、お母さんのお腹から飛び出すことも出たがりだよね。お父さんの精子が、他のみんなをけたおしなが ら、たった一匹たどりついて、お母さんのところに着床するわけだよね。そんなやつが歌うんだもん。みんな出たがりなんだよ。出たがりだってことをちゃんと みんな表明するべきなんだよね。」
「変にひねったりする奴っているじゃない。ちゃんと言ってくれよって思うよね。確かに人とつき合ってて 本音なんかなかなか言えないよ。でも、せめて自分の好きなことで、選んだ道だったら、『ちゃんと俺はこう思うんだよ』って言ってくれよって思わない?それ でしかもお金も取るんだもの。人に言うときは『僕はこうなんだよ』って言ってやるのがそれぞれの仕事だと思う。『僕はこう思うんだよ』って、ストレートに ぶつけてくれてやり取りしたほうが絶対かっこいいもの。男にしたって、女にしたって、そっちのほうがやっぱりかっこいい女だし、いい男だよね。」

「俺 がそのあとに考えたのは、人間って悲しいときって足音がトボトボしてるじゃない。で、嬉しいときは調子にのってトントンって歩いてるじゃない。悔しいとき はコンチクショーって。これはすごい人間のリズムの根本だなって思った。フォークだとか、ロックだとか、ファンクだとか言われるんだったら、自分を通して なんでもやってみたいから、俺は純音楽にしようと思って決めたんだ。純音楽=遠藤賢司の音楽でいいんだけどね。でも、純音楽っていうジャンルがあってもい いなと思ったの。いろんな音楽を好きで演奏してる人も多いわけだから。みんな音楽家だっていうのが基本にあるんだけどね。犬でも猫でも。喧嘩して怪我した ら狼だって三本足でヨロヨロ歩いたり、片目でフラフラ歩いたりするわけだもん。それもものすごい音楽だもんね。死ぬまでみんな音楽を、心臓の音と同じよう に奏でながら生きて行くわけだから」

「原始時代に炎の前で『今日の御飯はおいしかったなー』ってみんなで歌い始めたのが音楽の根本だと 思ってるんだ。そういう意味で俺は、サッカーが好きなんだけどね。サッカーも一番初めに、飾っておいた敵の大将の頭の骸骨をお祭りのときに蹴ったとか。俺 はそういう場面を常に歌いたいんだよね。それが自分の心を叩くってことだと思うんだけど。それは何億年経っても変わらないって、俺は思ってるんだ」

「俺 は赤ちゃんが産道からでてきたときの、『ウワー』って声が一番の音楽だと思ってるんだ。出てきたときに、上からいろんなやつが見てて、『これはナンダ ヨー』って思うじゃない。それまで羊水のなかにいたのが、グーってくぐってきて、真っ白の世界に出る。これ以上のロックンロールはないよ。」 不滅の男、エンケンの声を聞けより


「イギー・ポップに、俺は勝ツ!」エンケンこと遠藤賢司さんインタビュー!

「好きになった」: You Tube 70年代 日本フォーク特集

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