妙な古写真満載のpeanut butter panicの別館、biggest part of my life is meより
オランダ在住biggest part of my life is meの中の人は、さいきん弟から古いペーパーバックスを貰ったとのこと
うちの一冊「SHINDAI」は古から伝わる日本の風習「枕投げ」を紹介した本 1965年か
「日本の夫婦のペッティングの儀式」「アート・オブ・ジャパニーズ・ベッド・ファイティング」「強烈なエキゾチシズム!ついに暴かれた東洋のエロス!」ってな煽り文に添えてこんな写真が
「SHINDAIの発祥はHIRUMI地方、16世紀にさかのぼる
当時、HIRUMIの住民達は狸狩りに従事していた
男は棍棒で狸を殺し、女は皮を加工して敷物に
夫たちは概して暴君で、妻たちは仕事の遅延を叱責され、時にその棍棒で虐待を受けていた
そんなある年、女性の一人が仏神Senjo観音( Quan Yin)のお告げを受ける
「狸の皮を縫い合わせて海草を詰め、それを使って夫の暴力から身を守りなさい」
美しい女の姿で現れたSenjo観音は、千の腕を振るって狸の皮を縫い合わせてみせた
妻達は仏神の教えに従って枕を狸の皮から作成 みごと夫に対抗し、彼らから二度と暴力を振るわない、との協定をとりつけた
日本の家屋の聖域にあたる凹んだ狭い空間「Tokonoma」に、狸の皮でつくられた枕が置かれているのは、その誓いのしるしであろう
1606年、時の将軍秀忠は枕の私有を禁止したが、ほとんど効力を持てないまま、翌年に「枕の誤用を禁ずる」「枕で人を傷つけてはならない」と改定され、破ったものは斬首の刑とされた
しかし、当時のさまざまなSHINDAIの記録が、この法の無力を物語っている
同時期、17世紀のはじめには、女性は男性と一緒の舞台に上ることを禁じられ、法の目をぬって「旅枕女」が出現したという
貴族は法外な値段を払って彼女達を自宅に呼び、一緒になって「アート」を繰り広げた」
「現在でも日本のホテルには「枕投げお断り」との張り紙が見られる」via Buddhist Discussion Centre
「Ellen Schumaker&トミ・ノブナガ著」
誰それ、って話だけど買うほうも買うほうだよな
このあと「hundra婦人作の『作法枕投げ52』」と続くんですけどあまりにもくだらないんで割愛する
小林信彦の「ちはやふる奥の細道」とかサミュエル・フラー「東京暗黒街 竹の家」国辱ジョーク好きな人は対訳みてください
ちはやふる奥の細道
著者: 小林 信彦
「枕投げ」っていえば小五月蝿い編集者かかえたWikipediaでも「秀逸な記事」に選ばれてたじゃん
冗談が加速するマジック・ワードなのかね
Wikipedia 架空の武術 Google翻訳するとわけのわからなさが倍に
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