前のブログ「好きになった」に晒したけーたい番号宛てに「裏庭日記」のkakaさんからお電話いただきました ありがとう ネットでつながるメリークリスマス
ところで「裏庭日記」の名エントリ「あめのぽから」にアップされたkakaさんご自身の朗読「なんでもおまんこ」が消されてたけど どうしたの?
それはあんまり勿体無い ここで聴けるようにしておきます 朗読「なんでもおまんこ」谷川俊太郎作
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All Tomorrow's Girlのfumi_oさんは、kakaさんの朗読は色っぽい、と言ってたけど、自分にしたら戸惑いが先に来る
他人がうっかり聴いちゃいけないような近さと生々しさがあって、笑っていいのか感じていいのか、その困っちゃう雰囲気が妙で面白い
裏庭日記 public「おろおろ上手」よりおろおろ上手でありがとう
そんな風に困ってみせてくれることが
どんなに私をやわらかくさせてくれるか
きっとあなたはわからない
これからもおろおろ上手でいてください
つらがる私のそばで
さかしい言葉に逃げないで
簡単に慰めを浮かばせないで
そうしてやさしく困っていてください
「裏庭日記」の登場人物、kakaさんのお父さんが前衛芸術家で、
ブログ読者に絵を見せる設定のエントリ「ようこそ爺のギャラリーへ」が自分は好きで好きで
どう反応していいやらわからない、絵を見るほうも見せるほうも照れるし困っちゃう楽しさがぎゅっと詰まっている記事です
kakaさんは最近「声と鉛筆」っていう朗読専門ブログをはじめて、自分の好きな詩を筆写、イラストを添えて読み上げています ゆくゆくはハンドルネームを変えて団鬼六「花と蛇」に挑戦したいとのこと うわあ
どうしていいかわからないって
オンナゴコロわかんないって
そんなふうに眉を曇らせて
なきそうな眼をしてみせて
それがどれほど私にいいか
きっとあなたはわからない
裏庭日記 public「おろおろ上手」より
2 件のコメント:
こんにちは。師走も押し迫ってきて、気ばかり焦り身体が動かない私です。(駄目じゃん)
さて、こちらのエントリーでカカ猫さんの音声ファイルが削除されているのを知りました。再ポストして頂いて嬉しいです。
>自分にしたら戸惑いが先に来る
それはhisamichiさんがまだお若いから…いえ、年齢はこの場合関係ないか。それはhisamichiさんが男性だから…かな?
私は、何度も繰り返し聴いていて(『ああ』は数パターン聴いていて大笑いしてたりするのですが)、これって、"その最中"に相手を喜ばす為に演技する/できる女の性分みたいのと、繋がっている気がします。声についてですが、自分が可愛げのないアルトなので、カカ猫さんの優しいメゾソプラノに憧れているというのが正直な気持ちです。
気が付くと年が明けてました 今年も宜しくお願いします!
性別のギャップはありそうですね もし逆に、女性が書いた「なんでもちんちん」という詩を、男性が気を入れて朗読したとしても、戸惑うことはなかったでしょう
セックスの最中に演技するのは一般的に女性の仕事で、男性は「相手が演技している」その事実に戸惑ったりするでしょう 演技しなけりゃしないで不安だったり
朗読「なんでもおまんこ」をエロい、とはあんまり思わないけれど、そういう意味でセックスに似てるのかも 自分はセックスの最中いつも不安な男ですから
kakaさんはそういう日常の小さな「困った」「おろおろ」を伝えるのが本当に上手な方だと思います
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