via gmtPlus9 (-15)
ルイス・ウェインの猫で有名なべスレム王立病院博物館
このヨーロッパ最古の精神病院のまとめギャラリーが素晴らしいのでお知らせ
おそらくは精神病患者のリクリエーションとして描かれた絵が大量にあって見飽きない
作者名AからZまで、と詳細不明の作品が集められて圧巻であります
Farrar, Edgar 「宇宙の魂」
顔のない少女 もう一枚
Rosenthal, Samuel 「The Tridial 」
ギャラリーの由来ページには、精神疾患におちいった画家 絵を描き始めることで快復をはかる患者、制作を通して病に立ち向かう画家の3種に分けられていて、それぞれ代表例があげられてます
William Kurelekの「The Maze」ボッシュを思わせる
こういう作品の総称「アウトサイダー・アート」って便利な言葉だけど、便利すぎて氾濫しすぎた感も
「専門的な美術教育を受けていない人が、伝統や美術の流れの影響をまったく受ずに、沸き上がる衝動のまま表現した純粋な美術形態」アウトサイダーアートって何だ? |
このジャン・デュビュッフェの定義に従えば、美術学校を卒業したルイス・ウェインやWilliam Kurelekの作品はアウトサイダー・アートではないわけね
病は絵筆を握れない 描くのはいつでも人であって、フシギなイメージにひきつけられる自分としては、もうちょっといい名前ないかなー、とは思う 見物の印象をあらわすような
「ワンダー・アート」ってどうかしら、と思ったらもう言われてた ぜんぜん定着してませんでした
以下お気に入り
花びらのグラマー・ガール Murthy, S.K.R.
歪んだ父親像 Martin, Jonathan
靴が面白い Subbauuachar, S.P
海の神 Villiers, Dolores de
おじいちゃんとビーチ・パーティ Lawrence, Peter Nolan
水彩の裸像 このひと出身どこだろう もう一枚
犬小屋 鉛筆削り ふたつの彫像 赤い竜巻 地下室の女 母と私
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